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御法度《ネタバレ》

えー懲りずに御法度であります。



ここでは、『御法度』見た♪
って方用に書きますんで、宜しくお願いします。

ここでのキーパーソンはやはり
沖田ですね。
・ 惣三朗に井上に稽古を付けてやれと言った
・ 衆道の気はないと言うも、　『雨月物語』　を衆道作品と読み解く
（走れﾒﾛｽを腐と見る腐女子と一緒すね…ﾀﾞｳﾞｨﾝﾁwww）
・ 最後の場面では、土方を先に帰し、引き返す沖田

ざっと気になる場面はこんな感じでしょうか…

惣三朗も謎があります
・ 田代に稽古で何故負けたのか？
・ 山崎に「誰と結縁しているか」と言われ、「誰ともしていない」という
・ 願掛けとは？
・ 「私に未来などあるでしょうか？」と言う

以上から、諸説考えられます。

有力な説は、
『生』への執着を持てない惣三朗は、自分と契った相手を次々に斬ることに喜びを感じていく。
そして、願掛けをした理由は、想いを寄せる沖田の手に寄って、殺されること。

田代にわざと稽古で負けたのも、沖田の関心を引く為・・・
一方、沖田は、新撰組の風紀を乱す『衆道』の嵐を防ぐ為、画策し、一掃するため機会をうかがう…
ラスト…沖田は、惣三朗を殺しに行く
恍惚とした惣三朗の声
「沖田さん…」

Q＆A
・惣三朗に井上に稽古を付けてもらえと言った
　A：隊長である井上に稽古をつけてもらうということは、惣三郎が手加減をしても、
        本気をだしても、どちらも井上にとっては面白くなく、何らかの問題が生じる。
        問題を生じさせる為に、沖田はけしかけた？

・最後の場面では、土方を先に帰し、引き返す沖田
　A：衆道を新選組から一掃するため、しき返し、斬った

・田代に稽古で何故負けたのか？
　A：衆道であるという噂を広めるための自作自演
        沖田の目にとまるようにしたかった？

・山崎に「誰と結縁しているか」と言われ、「誰ともしていない」という
　A：本当の意味での『結縁』は、沖田に斬られ、死ぬこと？

・願掛けとは？
　A：愛する者に斬られること？

・「私に未来などあるでしょうか？」という
　A：死を望む惣三郎には、未来はない？

以上読み解きでしたが、
一つ謎か解けないのは、
沖田の衆道の気はないと言うも、『雨月物語』を衆道作品と読み解くですね〜。
沖田は、衆道に興味があった・・・？？！

御法度は、色々な解釈があります。
最後の場面でも、沖田が引き返した理由は惣三郎とちぎる為だ〜って話もありますしね〜

本物の新選組とは、違う物として見ますと、面白いです。
謎解きミステリーのような面白さもあるのです。

たとえば、Aの案を出しても、解けない疑問が残るし、B案を出しても、解けない疑問が残る
ような感じです〜

大島監督すごい！！
海外では、歴史題材が複雑すぎるということで、あまり評価されなかったようですが、
新選組のことを多少知っている日本人には、なかなか面白いと思います。