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ぼくを葬(おく)る

あらすじ
パリでファッション・フォトグラファーとして忙しい日々を送っていたロマンは、ある日、医者から余命3ヶ月という衝撃の事実を告げられる。 同棲中の恋人に別れを告げ、家族にも秘密にしたまま、
自分の死と向かい合うことを決めたロマンだが、唯一の理解者である祖母ローラにだけは真実を話した。
刻々と迫る命の期限。残された時間で何ができるのか?
ロマンはふと、カフェで出会った女性、ジャニィの頼みごとを思い出した…。
[ 2006年4月22日公開 ]
goo映画より

ぼくを葬(おく)る

これは、本当にいい映画です。

生と死が題材の重い話なんですが
物凄く深い・・・。素晴らしい!!!!

色んな人のレビューを読んでいますと、
ゲイの部分が目立ちすぎて(目に焼きつき過ぎて?)
作品の本質が見えなくなるから、2回見ろ!
的な感想がありましたが、私にはその必要はないですwww

ゲイであろうがストレートだろうが、
作品の本質はそこにあるではないか!!
流石、オゾン監督!!

むしろゲイ的要素は美しくて
ロマン(メルヴィル・プポー)にキュンときました。
(ネコ(受)の子があまり好みではなかったけど・・・鼻が好きじゃないwww)

かなり直接的なシーンがあります。
でも、そこいらのゲイポルノみたいにやってるだけなくて
カップルに愛がありますから見ていて、キュンとします

作品としては、泣きます

そして、見終わった後、
深い深い余韻に包まれ涙します。

主人公は『死』に向かうにしたがって、
初めは自暴自棄になるのだけれど

時が経つにしたがい、『死』を受け入れ
穏やかに、最愛の人々に自分なりの別れをしていきます
(猫の死に際みたいだな〜なんて思ったり)

反対に『生』に対して、希望、愛おしさを感じ始める・・・
自然や生命に対しての賛美・・・

そのすべてが美しい映像に綴られていく

兎に角、
美しく、静かで穏やかです。
素晴らしい!!!

♪見所ポイント
祖母のローラのセリフ
『ここでお前と死にたい』

恋人に別れを告げ
「ゆるしてくれ」というシーン

萌え★★★☆☆   作品★★★★★



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